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2015年5月27日 (水)

買い手よし、売り手よし、世間よし

Sanpo01

ビジネスの歴史は、人間同士が交流し社会生活を営んだ瞬間から始まったといっても過言ではありません。
今も各地で息づくビジネスマンたちはどのようにビジネスを営んできたのでしょうか。歴史上の知見から、現代にも生かせるポイントを三つ挙げてみましょう。

1.契約を重視するユダヤ商人
旧約聖書では人間が神と契約を結び、それを遵守することが説かれています。
そのせいかユダヤ人は契約を守るということが重要視され、逆に言えば、契約を守らない者は信用を瞬く間に失なってしまいます。それは即ち商売が立ち行かなくなることを意味します。

2.イスラム商人の慈善活動
開祖であるムハマンドが商人であったため、イスラムは商売についての言及が非常に多い宗教とも知られています。
その中でも重要とされるのが「喜捨」の概念。商売などで成功した富める者が、貧しい者を助け共同体の社会福祉を担うという考え方です。どれだけ商売がうまくても貧しいものへの奉仕がなければ信用されず、信用のないところに永続的な成功はありません。

3.近江商人の三方よしの精神
「買い手よし、売り手よし、世間よし」の関係者すべてがよい結果になるような商売を目指したのが日本の近江商人。
売り手買い手がwin-winの関係を築くのはもちろん理想ですが、それだけではなく社会についてもよい結果になることを目指すという点は、
企業の社会貢献が問われる現代にも通じるところがありますね。

このように挙げてみると、歴史上のビジネスマンたちの商売も、社会貢献と信頼構築が根底にあったことを証明しています。ビジネスの中でいかに相手と信頼関係を築き、自分のためだけではなく社会に貢献をしていく姿勢、それこそ時代が変わっても、現代のビジネスマンが忘れてはいけない重要なポイントといえるのではないでしょうか。まさに儲かる発想なのです。

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