シェア経済についての考察
鳥井シンゴです。シェアという言葉が非常に流行っている。
そもそもこの流れはヨーロッパ経済が停滞し、自国資源のないヨーロッパの国々が持っているものはみんなで使おう。という自給自足を目指す流れだった気がする。アメリカの消費資本主義とは異なるものだ。では日本はどうか。どちらとも取れないのが現状だろう。シェアビジネスを自分なりに考察してみた。
1、シェアされるべきモノや、情報があり、
2、シェアを実行するインフラやプラットフォームがある。
2はビシネスとしては考えやすいので、コンテンツをシェアしているサイトや、通信のシェアはMVNO。車のシェアや、場所をシェアなんてのもぼちぼち出てきている。見渡してみるとビジネスはどんどん進んでいるように見える。
では1はどうか。<シェアされるべきモノや、情報>はやっぱり必要なのだ。
しかもシェアしたいと皆が思わなければならない。よりクオリティが要求されるとも言えるのだ。
例えば、車ならより良い車を借りたいと思うし、コンテンツならより面白いものしかシェアされない。モノや、事の価値が重要な時代が来るという事だろう。しかもそれを持っている貸す側であるコンテンツ制作や実際の物の所有者に富が集中する。
という事は、高付加価値を所有したり生み出したりする者がより上に、持たざる者は持つ付帯責任を負わない世界になるのだ。これから者を生み出す側はよりクオリティに対する意識を高める必要があるだろう。インフラはどんどん増えるだろうから、コンテンツ不足になりインフラの競争力はコンテンツのクオリティに他ならない。
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